東京都多摩市 T様邸 完成事例

専有面積:約100㎡ 費用:1200万円 工事期間:45日

多摩市の中古マンションのリフォーム実例をご紹介させていただきます。リフォームを前提に中古マンションを選ばれました。リフォームで見違えるように生まれ変わります。それをイメージしていただけるかどうかがカギになります。どこをどれだけリフォームすれば希望通りのマイホームになるのかお打合せを重ねながら判断していきます。お打合せの流れや注意するポイントなども確認していただき、これからのリフォームのお役に立てれば幸いです。ポイントは「良質なマンションを選ぶこと」と「適切なリフォームをすること」だと思います。

 

「中古購入+リフォーム」で自分好みの住まいにリフォームする

自分好みといっても「情報が多すぎて、何をどう選んでいったらわからない」とご相談をいただきました。打ち合わせやショールームの見学で同じ時間を過ごして、少しずつご家族の理想の住まいに近づけていきます。

自然素材の珪藻土と遮音性のある無垢フローリングを使い、キッチン・浴室・洗面・トイレなどの水回りも使い勝手が良くなるように改修致しました。動線だけでなく、収納や断熱などの基本的な性能もグレードアップしています。LDKはご家族がくつろげる、自然とみんなが集まってくる空間を意識して設計致しました。ダイニングの梁の圧迫感を抑えるために梁の部分に鏡を張り付けて天井に見えるように工夫しております。自然素材のやわらかさにより、快適な心地の良い空間に生まれ変わりました。

完成写真→リフォームの工程→内覧時現場確認→ショールーム見学→工事開始の順です

 

完成写真

木を育ている会社がつくる木のキッチン
ウッドワン スイージー
リビング 梁にガラスの鏡
子供室
玄関ホール
洋室
浴室
書斎

 

 

 

 

 

 

 


リフォームの工程

お打合せのスタートです。

「図面を見ながらリフォームの可能性を考えます」

まずは案件の内覧の前に図面を拝見させていただきご要望をお伺いいたします。購入の目的や水回りのリフォームのご希望。どのくらいの間取りの変更が可能か、どのような住まい方をされるのか、各部屋の使い方、収納の量、動線などいろいろな角度から検討します。まずは図面から読み取れる可能性をお客様と話し合うことから少しずつリフォームの方向性を探っていきます。

中古マンションの内覧当日は住まいの劣化度や壁が壊せるかどうかなど状況を確認していきます。この段階でどこまでリフォームができるのか。内覧の後にお客様と気になったところやここは絶対にリフォームしたい部分など意見を伺います。

 

内覧時 現場確認

「限られた時間内で状況を把握してお客様の要望が実現可能かどうか判断する」

住まいの劣化状況やメンテナンスの状態を確認します。PS(パイプスペース)の位置、給水・給湯・排水・ガス管のルート確認・電気容量や分電方法、配線・給湯器の容量・換気設備・エアコンのスリーブや室外機置場の有無などを確認します。マンションに、どういったリフォーム上の制約があるかを知っておくことがとても重要になります。施工可能日や時間、書類申請の提出期間、フローリング遮音規定など。マンションによっては上下左右各住戸の居住者によるリフォーム承認印が必要とされる場合もあります。最近ではリフォームしているケースも増えているので、リフォーム履歴についても確認しておくといいと思います。

マンションのご購入が決まり、管理組合さんからリフォームマニュアルを手に入れていただきました。リフォームのできる範囲・届出等の義務・手続きの流れを確認します。遮音基準や断熱仕様、浴室の改修範囲、自動火災報知設備や注意事項など専門的な用語で書かれていることも多くなるべくわかりやすくお客様に説明します

 


ショールーム見学

カタログや図面から実物をイメージするのは難しいものです。キッチンやシステムバス、便器などの実際の使い勝手や大きさ、手触りはカタログを見ているだけではわかりません。イメージのズレが無いようにしっかりとお打合せに時間をかけます。

イメージを膨らませ、愉しく心地良いものを選んでいただけるようにサポートいたします。

TOTO
クリナップ
ウッドワン
ウッドワン
シンク

キッチンはTOTO・クリナップ・ウッドワンを比較していただきました。愉しみながらご覧いただきたくてそれぞれ特徴のある会社をご紹介させていただきました。お客様のご希望でTOTOのザ・クラッソ、ステンレスにこだわりがあるクリナップのクリンレディ、無垢の木のあたたかい表情のウッドワンのスイージー。ショールームで実物を見ているうちに細かな部分のできる、できないや標準仕様とオプションの違いなど見るポイントがだんだん身についてきます。カウンターの素材・水栓・ガスコンロ・換気扇・食器洗い乾燥機・収納量・引き出しレールのしっかり感・扉の質感など見学の回数を重ねることで自分の好みが見えてきます。今回は背面のカップボードも検討いたしました。オープンキッチンとなる為、リビングからの見え方も考慮しました。ウォールキャビネットは光をさまざまに反射して豊かな表情を見せるチェッカーガラス、セパレート部分の空間には炊飯器・電子レンジなどの幅や高さや電気容量を計算して専用回路のコンセントを設置しています。

建具

「木のぬくもり溢れる心地の良い空間」をテーマに設計させていただきました。住まいは家族と日々を刻んでいく大切な場所。だからこそ、何を求め、何を価値と考えるかはさまざまですが、木のぬくもり溢れる無垢の素材をおすすめ致しました。建具はウッドワンのピノアース、床材はグランドフローリングL-45マンションに最適な遮音性を備えたフローリングです。ドアは木目の素材感を大切にした無垢材です。建具デザイン・質感・機能性などさまざまな角度から検討いたしました。例えばリビングドアは引き戸に変更。その後近隣挨拶の時にここのマンションは引き戸の音が響きやすいと教えていただいたので上吊りタイプに変更いたしました。トイレのドアは洗面化粧台と動線が重なるので開閉スペースを抑え、通路を広く確保できるスライディングドアを採用。収納扉は通気性を確保できる無垢ルーバータイプを使いました。

ルイスポールセン ph5

デザイン:ポール・ヘニングセン
コンセプト:1958年に発表したペンダント照明の名作。卓上をしっかりと照らし、テーブルを囲むひとびとの顔を柔らかく美しく照らします。

心地の良い照明をお考えとのことで、ヤマギワのショールームもご案内させていただき照明だけでなく、インテリアのコーディネートも参考にしていただきました。

タカラスタンダード

浴室のご希望は、今より狭くなるのは避けたい・追い焚きをつけたい。

まずはどのようなリフォームの方法があるか打ち合わせを始めていきます。システムバスにするか在来工法でオーダーメイドでリフォームするか。それぞれのメリット・デメリットを説明させていただき、ショールームをご案内いたしました。

管理組合のリフォームマニュアルによると制約が多くあり、ユニットバスに交換すると浴室がかなり狭くるケースでした。システムバスを施工するならサイズオーダーのできるタカラのシステムバスと判断し実物をご覧いただきました。在来工法の場合はご要望を伺いある程度絞って提案させていただきました。浴槽・壁面タイル・洗い場タイル・壁パネル・シャワー水栓・浴室暖房乾燥機などデザインや機能性と制約を判断しながらカタチにしていきます。TOTOやサンワカンパニー・リクシル・アイカ・フクビなど各ショールームをご案内いたしました。

タチカワブラインド

窓まわりはタチカワブラインドのショールームでウッドブラインドをご覧いただきました。視線の調整や光量の調整もしやすく、やわらかい光を室内に入れてくれます。。スラット(羽根部分)に木を使ったブラインド。木のぬくもりと同時にグレード感が味わえるブラインドです。スラットの幅で(細いもので25㎜、太いもので50㎜くらいです。)雰囲気が変わります。

サンワカンパニー

青山にあるサンワカンパニーのショールームを見学。一言でいえばシンプルでスッキリとしたデザイン。キッチンや水回り製品は国内開発のものが多く、デザイン性の高い洗面ボウルやタイルは海外から輸入しています。今回は浴室と玄関タイルを検討しています。

玄関タイル
浴室タイル
浴室タイル
パナソニック ダウンライト

パナソニックのショールームでダウンライトの明るさを体験していただきました。LEDの拡散タイプ・集光タイプの違いや明かりの強さ・色、ダウンライトの必要な数などを見学します。

「1室多灯照明を検討して採用」
空間の雰囲気を変えるには造作家具や壁面仕上げなどを変更するよりも照明プランを再計画するほうが有効な場合が多いです。天井の真ん中に引っ掛けシーリングプラグやシーリングライトが設置されていることが多いです。1灯で部屋全体を明るくするという強みを持っていますが空間の演出性や雰囲気づくりには欠けると思います。リフォームの機会に1室多灯照明を採用して空間に変化をつける手法を提案させていただきました。LED照明でダウンライト、拡散と集光、電球色と昼光色、光の量や強さ、大きさと埋め込み寸法、価格などを打ち合わせして決定していきます。

照明 壁付け
ダクトレール用 照明
照明

 

 

 

 

 

 

 


工事開始

マンションのリフォームで神経を集中するのが解体工事だと思います。この日は終日立ち合いながら新しいアイデアやトラブルにつながりそうなものを確認していきます。解体工事では壁の裏に隠された構造体・設備配管のルートが明らかになります。目視ではわからなかった既存空間の出っ張りや段差の意味がわかることもあります。設計変更や予算管理を再考する場合もあります。大きな音も発生するタイミングですので近隣の対策も含めて慎重に現場管理をスタートいたします。

解体の指示図面のほかに現場指示を言葉で書き込んでいます。一部を残して解体する場合はマーカーで躯体に直接ラインや寸法を記入し、間違いが生じないようにしています。

内覧の時から北側にある寝室の断熱対策が重要と感じていました。早めに部屋の断熱材の施工状態を確認します。また、暑さ・寒さの感覚的なものも判断材料にしてお客様のご要望とプランニングとの整合性をはかっていきます。

「火災警報器の移動」
内覧の後、プランニングをしているときから気になっていた火災警報器、レーザーを当てて新しく作る間仕切壁に当たるかどうか確認している様子です。結果は3センチほど当たるので火災警報器の移動を段取りします。この小さめの洋室を「書斎」と「押入れ」と「ウオーキングクローゼット」を3分割して間仕切りを造作いたします。

解体工事のあとに行うのが墨出し作業です。とても大切な作業となります。この確認を怠ると現場の状況によっては家具や建具が収まらない、床スラブの不陸や壁の傾き、コーナーが直角でないことなどが見つかります。リフォーム現場ではよくあることです。壁の厚さや通り心を想定して必要寸法や余り寸法が当初の予定とどの程度違うか確認いたします。臨機応変に対応して現場で指示を出していきます。

 

電気工事

キッチンの間仕切り壁についている火災警報器付きのカメラドアホンを移設しています。配線が集まってきていますがこれをまとめて壁の幅を約40cmつめてLDKの一体感を狙っています。火災警報器は専門業者にて取付いたします。

給気ダンパー連動タイプのレンジフードです。リフォームをする前に既存換気扇の作動を確認したら給気ダンパーと連動していないことがわかりました。前所有者の方がレンジフードをリフォームした時の電気配線の施工ミスによるものです。正常な状態に配線して作動確認をいたしました。